みなさんの知っての通り肥満になると、見た目が悪くなるだけでなく、
病気になる可能性が通常の2倍にもなります。
肥満とは体重だけでなく脂肪の量で判断します。(日本人は太りやすいか?を参照)
人間の体は50〜60%の水分、15〜20%の筋肉、
15〜20%の脂肪で構成されています。
そして、女性の場合、脂肪の割合が20〜25%が正常値といわれ、
30%を超えると肥満となります。
これをしっかり理解しておく事がダイエットの第1歩となります。
体脂肪計にのってみて、肥満と判定されたら、早急にダイエットを始める必要がありますが、
もし、体脂肪計にのって脂肪の割合が正常だった場合はダイエットは必要ないです。
なぜなら、体脂肪は余ったエネルギーを蓄積しておき、
病気、妊娠等の時に生命を維持する為の大事な組織だからです。
また、体の保温効果や衝撃から体を守る役割もあります。
また、体脂肪計がない人でも脂肪が増えた量を判定する方法もあります。
現在の体重ー女性(18歳)男性(20歳)の時の体重=増えた脂肪の重さ
となります。これは、筋肉も骨格も女性(18歳)男性(20歳)でで出来上がるので、
その時の体重がその人のベスト体重といえます(太ってた場合を除きます。)
では脂肪が増えるとなぜ病気になりやすくなるのでしょうか???
それは簡単に言うと、脂肪細胞に脂肪がたまるほど、
さまざまな悪いホルモンが分泌されてしまうからです。
そうなると、糖尿病、高血圧、狭心症等になる可能性が2倍以上になってしまいます。
また、肥満には、内臓脂肪の肥満と皮下脂肪の肥満があります。
内臓脂肪の方が皮下脂肪よりも糖尿病、高血圧、狭心症になる可能性
が高いので、特に危険なのは内臓脂肪ということになります。
いずれにしても肥満になると、見た目が悪くなり、
病気にもなりやすくなる為、いいことはありません。
ぜひ、 ダイエットは積極的にしてください。
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